小学生のころから深く、天文に関わってきた平井さん。さまざまな天体望遠鏡を手掛け制作する傍ら、天文についての自身の膨大な知識を活かしボランティアで児童館のプラネタリウムの解説もされているなど、優しく分かりやすい言葉で星を伝えています。また、2021年に撮影した火球の写真が天文雑誌に掲載されるなど、プロ顔負けの星の写真も撮影されています。
そんな平井さんは、これまでどのようなルーツを辿ってきたのでしょうか。星に興味を持ったきっかけから、今に至るまで、そして今後のことなど、平井さんが紡いできた物語を伺います。
自分が手掛けた天体望遠鏡を通して、星の世界を体験し、感動してもらえたら
―この度はお忙しい中貴重なお時間いただき誠にありがとうございます。早速ですが、現在のお仕事について教えてください。
平井さん:現在は天体望遠鏡メーカーに勤めていて、工場の方で天体望遠鏡(以下、望遠鏡)の鏡筒の部分の組立や調整を行っています。それと、最近はイベント自体が減ってしまいましたが、以前は、一般の方に星を見ていただくイベントなども手伝っていました。
―望遠鏡を組み立てるお仕事ということは、子どもの頃からそういったものが好きだったのでしょうか。今のお仕事を選んだ理由をお聞かせください。
平井さん:そうですね、小学生の頃から星や宇宙、望遠鏡が大好きだったのですが、実は大学は全く関係のない教育学部で日本古典文学を専攻していました。ただ、いざ就職活動をするとなったときに、このまま教員の道を選んでいいのか、本当に自分に向いているのか、自分がやりたいことって何だろう、自分が持っている知識を活かして人の役にたてることは何かあるだろうか、と改めて考えました。そんなときやっぱり、子どもの頃から好きだった望遠鏡を作って、その望遠鏡を通して宇宙の世界を体験し、感動してもらえたらいいなと思いまして、この仕事を選びました。
―大学はてっきり天文学を専攻されていると思いましたが、古典文学を専攻されていたとは驚きました!
好きなこと・得意なことをお仕事にされている現在ですが、それでも仕事をするうえで苦労したことなどはありますでしょうか。
平井さん:望遠鏡のクオリティは維持しつつも、要求されているスピードでどれだけできるか、その折り合い、というかバランスをとるのが最初のうちは大変でした。自分としては、時間をかけてでても良いものを作りたいのですが、1つに多くの時間をかけてしまったら仕事としては成り立たない。かといって新人の頃は、早く組み立てるスキルもないので、どれだけ自分が時間をかけていいのだろうという悩みはありました。
―たしかに、最初のうちは質とスピードのちょうどいいバランスをとるのは難しいですよね。新製品の開発には関わったりするのでしょうか?
平井さん:自分で新しい製品を設計することはないのですが、開発の部署の方から、新しいものをこのようにしたいのだけれど、どうしたら組み立てやすくなるかな?などと相談されたりすることはあります。あとは、試作品のテストを任されたりします。実際に試作品の望遠鏡を夜、外に持ち出し、それで星を見てみてフィードバックする。それと自分も一ユーザーなので、ユーザーの立場から、こういう性能のものがいいなどの要望を出したりすることはあります。
―なるほど。趣味と仕事が一緒というのはどうでしょうか。区別したいと考える方もいらっしゃいます。
平井さん:やっぱり、やっていて楽しいしやりがいを感じる。この道を選んでよかったなと思います。ただ、自分がここは大事だって思うところと、組織として重要視するところは必ずしも一緒ではないので、内心納得できないときでもやらないといけないときはある。仕事として割り切ることも大事なときがあると思っています。
でも、この仕事が好き。ずっと続けていきたいと思っています。
―やっぱり、楽しいが一番ですね。仕事をしていて楽しい!やりがいを感じる!っと思う瞬間はどんなときでしょうか。
平井さん:それはやはり、自分の手で作った望遠鏡で星を見た人が、感激して喜んでいる姿を見るときですね。ときどき星空観察会などのイベントに行くこともあるのですが、そこで望遠鏡をのぞいた人が興奮して歓声を上げているのを見たりすると、あぁ、この仕事をやっていてよかったなと思います。
たまに、趣味で星空観察をしていると見知らぬ人から、自分が組み立てた天体望遠鏡のことを自慢されることもあります笑。なんだか誇らしいですし、純粋に、とても嬉しいです。
―それはすごいですね!今後仕事でやりたいこと、挑戦したいことは何でしょうか?
平井さん:職場には自分より若い人が何人も工場に入ってきています。これまでは自分のスキルを上げること、自分の仕事をこなすということを考えていればよかったのですが、今後は若い人を育てて一人前にしていくことも大事な仕事で、力を入れてやっていきたいと思っています。
天体望遠鏡の組立自体もそうですが、作業以外のところ、たとえば事務的なところとか、手順を考えたり人を配置したりと、そういった工場を回すということも考えないといけないので、そういったところも、誰か次の世代で引き継いでくれる人が出てくるといいなと思います。
―次の世代に引き継ぐことは大事なことですね。
平井さん:そうですね。工場の中には感覚的な面が優れた人もいれば理論的な人もいる。それぞれの得意分野を生かして、職場全体がスムーズに仕事を進められるようになっていけばうれしいです。
最終的には「平井さんがいなくても普通に仕事は回るよね」と言ってもらえることが目標です。まぁ、それだけだと寂しいので「でもいてくれた方がスムーズに回るよね」とも言ってほしいですけどね笑。
根っからの天文少年。中学生になると自分で図面を書いて望遠鏡を作っていました
―天文に興味を持ったきっかけは何でしょうか?
平井さん:小学校5年生くらいだったと思いますが、親から星座早見盤をもらいました。初めはくるくる回しながら、そのころ好きだった海の生き物などを探して「へぇ~くじら座なんてあるんだ~でも変なかたちだな~」くらいの感覚で本格的には使っていなかったです。でも、ある日星座早見盤におおいぬ座のシリウスという星が書かれていることを発見して、驚いたのを覚えています。実は当時からジブリが好きで、風の谷のナウシカにシリウスという星が出てくるんです。それでなんか子ども心に嬉しく思っちゃって。絶対みつけてやろう!と。それで、「星座早見盤でいつ頃見えるんだろう、今の時期なら夜中の2時くらいか。よし!それまで起きていてみつけよう!」みたいな笑。おそらく、自発的に、自分が初めて星を探そうと思ったのはこのシリウスがきっかけだったと思います。そんな感じでいつの間にか、星を探すようになっていましたね。
―シリウスは思い出の星ですね。それがきっかけで、星にどんどんのめり込むようになったのでしょうか。
平井さん:そうですね。それからというもの星座の本や宇宙の本、それと天文学の本とかも買ってもらい読んでいました。あとは図書館で天体望遠鏡の本を借りてきて勉強したりしていました。
―小さい頃から本が好きだったのですね。ところで、天体望遠鏡に興味をもったきっかは何でしょうか。
平井さん:子どものころ、単純に、メカニカルでかっこいいと思ったからです笑。基本は本で天体望遠鏡のことを知りました。図書館で見つけた望遠鏡の本がすごく面白くて、レンズの構成とかも全部覚えたし、赤道儀※1の構造とかも全部覚えました。これは、小学生のころから途切れることなく、ずっと同じ趣味です笑。
※1赤道儀とは…星の動きを追いかける機械。カメラや望遠鏡で長時間の撮影・観測をするときに使用する。
―趣味が大人になるまでずっと続くのもすごいですね。子供のころはどのような天文少年でしたでしょうか?
平井さん:もちろん、星も好きで、星座とか探すのは好きでしたし、本が好きで物語もよく読んでいたので星座の神話の物語を読むのも好きでした。星を一つ一つたどって星座を結ぶと、本で覚えたのと同じ形になるのも感動しました。
ただ、やっぱり、とにかく望遠鏡が好きでした。自分で望遠鏡を作りたいなという想いがあって。望遠鏡の透視図や分解した断面図などを紙の裏に書いていたりとか、筒状のものを見つけては望遠鏡の筒の部分になるのだろうかとか、これを組み合わせれば接眼部ができるのか、など、望遠鏡のことばかり考えていました。
―子どもの頃から図面を書いていたなんて尊敬します!望遠鏡を初めて作ったのはいつでしょうか?
平井さん:望遠鏡の組立キットを使って作ったのは小学校6年生のときで、中学一年生のときにそれを改良して望遠鏡一式を完成させました。レンズはさすがに作れないので、レンズだけは買って。その他は、たとえば筒の部分や三脚はホームセンターで材料を購入し、父親に工具の使い方などを教えてもらいながら自分で切ったり穴をあけて加工したりとかしていましたね。少しずつ部品を作って付け足したりなどして加工していくので、制作期間としては1~2か月はかかっていました。
―本当にすごいですね!子どものころ、実際に星を観に行ったりしたのでしょうか?
平井さん:流星群や月食のときに父親に連れて行ってもらいました。一晩中一緒に星を見ていましたね。あとは、家のベランダや家の近くの公園でしょっちゅう星を見ていました。自分で作った望遠鏡も使いましたが、中学2年生の頃に大きな望遠鏡を買ってもらい、それをかついで公園に持って行って星を見たりもしました。
家の近くだったので、観察対象は月や惑星といった明るい天体がメインになるのですが、僕は昔から二重星が好きでした。二重星というのは、普通に見ると一つの星にしか見えないのですが、望遠鏡で見ると星が二つとか三つとかにくっついて見える星のことです。それぞれ色が違う星がくっついて見えたり、明るさが違う星同士がくっついて見えたりするものもあります。
とにかく、この二重星は可愛いですね笑。おススメなのが、アンドロメダ座のアルマク。赤っぽい星と青っぽい星が並んでいて、色の対比が綺麗です。
―二重星、いいですね。私も見てみたいです!子どもの頃から流星群を見ていらっしゃったということですが、思い出に残っている流星群はありますか?
平井さん:2001年11月のしし座流星群です。父親と二人で長野県まで行って、空が真っ暗な中見ていました。車の窓からでもびゅんびゅん星が流れるのが見えて。もう空全体に常に流れ星が見えている感じでした。とっても感動しましたね。忘れられません。
転機となった大学時代。他の人と星をみて感動を共有する楽しさを学んだ。
―天文少年だった平井さんが、大学ではぜ、文学部を選んだのでしょうか?
平井さん:先ほども述べましたが、星を好きになる前から本が好きで、物語が特に好きでした。高校生の頃に古典文学にハマって、源氏物語を読んだらとても面白くて。読むだけではなくて、もうちょっと突っ込んで調べてみたいなと。
それと、周りから「お前は教員に向いている」みたいなことを言われて、それじゃあ教育学部で国語の教員免許も取りつつ、古典文学をやっている研究室に入ってみようかと。正直言うと将来のことはあんまり深く考えていませんでした。
―そうなんですね。源氏物語にはまった理由は何でしょうか?
平井さん:母親が歴史好きで、もともと家には奈良時代とか平安時代のマンガが色々ありました。『あさきゆめみし』という源氏物語のマンガもあり、それを読んでもとの原作も読んでみたいなと思いました。そこでは登場人物が色々出てきますが、その人物描写とか、それぞれの考えていることや悩み事などが、意外と今のドラマと変わらないなと思って。1000年前の人ですが、考えていることは今と同じなんだなと。それまで全く気にしたことのない世界でしたが、読んでみるととても面白かったです。
―大学では天文サークルに入られていたとのことですが、そこではどのような活動をされていたのでしょうか。そこで得たものや印象に残っている出来事など教えてください。
平井さん:合宿などで空が暗い山の方へ行って星をみるという活動もありましたが、一番頻繁にあったのがプラネタリウム投影です。
大学には昔の先輩たちが手作りしたプラネタリウム投影機があって、それを使って、2か月に一度、一般の方を対象に投影を行っていました。
それまでに、たくさん本とかも読んで星座の話とかも知っていたし、星座も探せていたから、今思えば恥ずかしい話なのですが、投影もそんなに苦労しないだろうと思っていたんです。でもいざ話をしようとしても、言葉は出てこないし言い間違えるしで散々でした。知っているつもりでも、人に話すとなると全然上手くいかないものなのだということを実感しました。
でもとても話の上手な先輩がいて、その人の話し方を聞いていると、難しい話をしているわけではなくて、専門的な天文学の話をするわけでもなくて。知識を伝えるという感じではないんですよ。一緒に星をみることを体験していくとでもいうか、聞いている人と一緒に星を見て、一緒に考えたり感じたりする体験を共有するような話し方をしていたんですね。僕自身が話すときは、先生みたいに、知識を教えるっていう方向になりがちでした。でもその先輩は、一緒に体験して一緒に感動するっていう語り口だったので、すごく聞いてて楽しかったし、知識もすっと入ってくる。
その方の話し方を真似できたわけではないですが、感動を共有することの重要さを認識することにもつながりました。
―大学で、星は自分だけで楽しむたけではなく、星を他の人に伝える楽しさを実感したんですね。
平井さん:そうですね。大学に入るまでは周りに星を見る人がいなくて一人で見ていました。ところがサークルに入ると同年代で星の好きな人が何人もいる。そういった人たちと、星のこと、学校のこと、人間関係のこと、そういったことを語らいながら一晩中星空の下で過ごすのはとても新鮮で刺激的な経験でした。他の人と一緒に星を見る、他の人に星を見せるということの楽しさを知ったのはやはりこのころだと思います。
また、それまではプラネタリウムというと、星をみるところだと思っていました。あくまで自分で星をみるところという認識。それが、他の人から話を聞かせてもらうところ、あるいは他の人に話をするところでもあるんだなというふうに考えが変わりました。
サークルでは、夏のペルセウス座流星群の合宿もありましたし、1年に1度、日本中の天文サークルが集まる懇親会みたいなものもありました。あまり行った事のない遠い地域までいって、合宿所みたいなところに泊まり、分科会でそれぞれ自分が興味を持っている分野について勉強したりとか、懇親会で他の人と星を語り合ったりとか、夜には望遠鏡で星を見たりと、とても楽しかったです。
―大学に入って、一気に世界が広がったって感じですね。
平井さん:そうですね。大学に入って、興味を持っている人に話をしたり、逆に話を聞いたりすることの楽しさ、自分だけのためではなくて、他の人が楽しむためにも望遠鏡を作るやりがいも学びました。今の仕事に活かせていると思っています。
今後やっていきたいことは、星の楽しさを人に伝えること
―今後、仕事以外でやりたいこと、挑戦したいことはありますか?
平井さん:人に、自分が知っていることを話すというのが好きなのかなと思っています。でも話術的なスキルはまだ全然ダメなので、もっとうまく話せるようになるといいなと思います。これに関しては経験を積まないとダメだと思うので、たくさん経験を積んで、失敗して、反省してというサイクルを繰り返していかないとと思っています。コロナ禍で人と会って話をするというのがなかなかできない時期が続きましたが、今後はプラネタリウムなどで話をする機会を作っていき、スキルを磨いていけたらいいですね。
実は今、プラネタリウムのある児童館の天文クラブで、ボランティアで子どもたち向けにお話しをしています。そういったように、子どもたちにも、星の面白さを知ってほしいと思います。
―なるほど。人に伝えるということは大事ですね。
これからの天文業界はどのようになっていくでしょうか?もしくは、どのようにしていきたいでしょうか?平井さんご自身の見解をお聞かせください。
平井さん:昔は情報も少なく、星を見るための機材も自分で作らないといけないので、少し、何でもできる一種のエリート的な人しか天文を楽しめないというところが割とありましたが、今はSNSでも簡単に情報が手に入りますし、望遠鏡などの機材も安くていいものがたくさんあるので、始めるのもハードルは低くなっていると思います。なのでもう少し、気負わずに星を楽しんでくれる人が増えてくれるといいなと思います。
今では星を扱ってビジネスにしようとしている人がたくさんいますが、そういうふうに、しっかりビジネスと成立していくと、この業界としては健全な発展なのかなと思います。今まではタダでやるのが偉い!みたいな風潮がありましたから。そのためにも、まずは星空がそこにあることに気づいてもらわなければいけないと思いますし、○○ムーンのようなキャッチ―な話題も積極的に拾っていくことも必要になると思います。
星は恋人。望遠鏡は愛人。(笑)
―これまで星をみるために訪れた中でおススメの、印象に残っている場所はありますでしょうか。
平井さん:特に印象に残っている場所といえば、埼玉県ときがわ町にある堂平山。自分でカメラを買って初めて撮影に行った場所でもありますし、何かの折によく行っていました。最近は夜間の出入りが難しくなっているようですが、思い出の場所ですね。あとは、山中湖。山中湖の北東側から見ると、湖面に富士山が映って逆さ富士になるのですが、そこにオリオン座が沈んでいく光景はとてもきれいで見入ってしまいます。それから乗鞍や上高地の、高地ならではの透明感のある澄み渡った星空も忘れられません。星空というより宇宙に包まれていると感じられる場所ですね。
―いいですね!読者におススメしたい星を見るスタイル・場所などありましたらお聞かせください。
平井さん:いきなり山奥に行って見るのはハードルが高いので、まずは家の近くで、公園だとか、家のベランダとか、そういったところで気楽にみてもらうのがいいですね。お勧めしたいのは夕方の月と惑星の接近です。都会の夜空でも簡単に見つけられますし、空がとても色彩豊かで感動できると思います。いつでも見られるわけではないのですが、国立天文台のサイトなどを見ると見やすい時期を調べられます。それ以外にも流星群や月食など、街中でも楽しめる天文現象はいくつもありますよ。
明るい星を見つけて線で結んでみるだけでも面白いと思います。
特に女性は一人で夜に外出するのは難しいと感じる方も多いと思いますが、近くの科学館やプラネタリウムで星を見る会を開いているところもあるので、そういったものに参加してみるのもいいですね。おすすめの天文現象を教えてくれたり、大きな望遠鏡で星を見せてくれたりもします。
―都心でも月や惑星を見るコトができるのですね!ぜひ、見てみたいと思います。ご自身では、どのように楽しむことが多いですか。
平井さん:車で山へ出かけていくことが多いです。以前はカメラを何台も用意して一晩中ずっと写真を撮っていたのですが、最近はどちらかというと目で見ることが増えてきました。
カメラは一台くらいは用意しますが、それは放っておいて、双眼鏡で気ままに星空を流し見たり、あるいは地面に寝っ転がって何も使わずにぼーっと空を眺めたりと、力まずに細く長くを心がけています。せっかく星を観に行ったのにカメラの液晶しか見てなかったとかはさみしいし、もったいないです。
―たしかに、星を見に行ったからには、その時しか見られない星空を目に焼き付けておきたいですよね。最後に、平井さんにとって星とは?また望遠鏡とはなんでしょうか。
平井さん:星は、いつもそばにいて、ときどき、大事なことを思い出させてくるもの。星を見始めたころの新鮮な気持ちを思い出させてくれるもの。初心に帰らせてくれるものですね。
望遠鏡は、幸せを運んできてくれるもの。自分の人生を豊かにしてくれるもの。ですかね。
新しい望遠鏡を買ったときは一緒に寝たりもします笑。
まぁ、「星は恋人。望遠鏡は愛人。」ですかね笑。