緑豊かな武蔵野樹林の中でのイベント
父の日の1週間前に、父の日に向けたイベントを開催しました。6月は梅雨の時期ということもあり、イベント1週間前まではイベント当日は雨予報。開催が危ぶまれましたが、予報がずれ込み、屋外の気持ちいい自然の中でイベントを開催することができました。
今回のイベントは、埼玉県所沢市に昨年10月にオープンした武蔵野樹林パーク内の「武蔵野の物語をめぐるお店”武蔵野樹林カフェ”」さんと「書道とお茶を通じて季節を楽しむユニット“書と茶”」さんにお声がけをして実現したコラボ企画です。
武蔵野樹林カフェは、東所沢公園内にある武蔵野樹林パーク内にあります。もともと敷地の半分以上が雑木林だった東所沢公園を、武蔵野の雑木林を代表するコナラなどの落葉広葉樹の森として敷地全体が整備されました。
その緑豊かな武蔵野樹林の中にある武蔵野樹林カフェで「書と茶」のイベントを開催。
『自然の中で日本茶と書道体験~お父さんに手書きで感謝の気持ちを伝えよう~』イベントを開催しました。
「書道とお茶を通じて季節を楽しむユニット“書と茶”」さんによる、エクスプレッシブライティングという思考整理法を使って、父の日に向けたお父さんへの手紙にしたためます。
第一部は自己紹介とお茶の時間
平山さんには、知っているとさらにお茶時間が楽しくなる豆知識や埼玉県のお茶、狭山茶についてお話をしていただきました。「狭山茶」は、三大銘茶の1つで、三大銘茶は「静岡県の静岡茶・京都府の宇治茶・埼玉県の狭山茶」。このとは、以前、平山さんを取材させていただいた時に教えてもらったことで、その取材記事はこちらからどうぞ。
「『集めて編む』-まちつくり所沢 代表理事・平山さんが考える街づくりのカタチ」
「三大銘茶」とは、古くから人々に親しまれ、現在も高い品質を誇る日本茶が「三大銘茶」と呼ばれるお茶です。
今回の企画は、武蔵野の物語をめぐるお店”武蔵野樹林カフェ”」さんで何かできたらいいですねと話していて、「書道とお茶を通じて季節を楽しむユニット“書と茶”」にもお声がけして、この気持ちがいい空間をみんなでシェアしたいと思い企画したイベントです。
忙しない日々を送っている方が多いと思いますが、そんな日々だからこそ、改めて日本の四季や文化を体験し、気づいているようで気づいていない身の回りにある面白い日本の世界を体験してもらいたい。その日本の文化として、今回は、日本茶。特に、入間・狭山・所沢市の名物である狭山茶を通して、お茶の美味しさやそもそもの文化を知り、美味しいお茶を味わっていただきたいと考えました。また、もう一つは、書。書道は一種の日本の芸術やアートです。単に文字を書くだけではなく自分の思いを伝える表現方法の一つ。その分、書道は奥深い世界です。今回は、日本茶と書道を掛け合わせ、その二つを通して日本の文化のこと、地域のことを知っていただき、普段ではなかなか体験できない非日常の世界を楽しんでいただきたくて企画しました。
「書と茶」の菅谷さんにも取材をさせていただき、「書と茶」の誕生秘話をお聞きしました。
「仲間とのほんの数十分の雑談で誕生したユニット”書と茶”。ー伝えたいのは「季節を味わい、自分と向き合う大切さ」。参加者と一緒に楽しめるイベントを作り続けていきたい。」
第二部は書の時間。
お父さんへの手紙を書くにあたり、エクスプレッシブライティングという思考整理法を使って、普段心の奥底にあるお父さんへの「ありがとうの気持ち」を言葉に表現することから始まりました。
普段言葉にしない気持ちを葉書にまとめる作業は大変そうでした。
「書と茶」さんからアドバイスをもらいながら、自然の中で、1つ1つ丁寧に表現していきます。
イベント中は、武蔵野樹林カフェのお客さんも見学してくれてました。
お父さんへの気持ちを整理しながら、書と茶のメンバーから筆の使い方、書の表現方法などを質問されていたので、とってもいい機会だと思いました。
お父さんへの感謝の思いがまとまったら、木の香り漂う木材のはがきに筆で表現します。
最後は、参加者全員で、大きな半紙に各自思い思いの言葉を書いて、参加者の皆様と一つの作品を作りました。
最後は林先生によるまとめ。
お父さんへの感謝の気持ちを表現しながら、お父さんとの思い出を語っていたのが印象的でした。
イベント後は武蔵野樹林カフェの「狭山茶レモン」をいただきながら、デッキで団欒。この日は陽射しが強くなく、樹林を通った気持ちい風を感じながら長居してしまい、とっても気持ちがいい場所で、公園の活用方法や公園の可能性を感じることができました。
このような気持ちい空間を提供して下さった「武蔵野樹林カフェ」さん、貴重な体験を提供してくださった「書と茶」さん、ありがとうございました。
皆で作り上げた作品は、武蔵野樹林カフェさんの店内に飾ってあるので、ぜひ立ち寄って中に入ってみてください。